![[ランキング] 日本から学べるオンライン海外MBAまとめ10選](https://ele-careers.com/wp-content/uploads/2023/01/7a176d5026fb7647018b1d7822239e6c.jpg)
巣ごもり需要で国内MBAの受験者数が過去最高となった2020年。同じく日本にいながら海外のプログラムを受講できる、オンラインMBAも注目を集めています。
目次
●2022年度版 | ランキング上位の海外オンラインMBA
Warwick Business Schoo(ウォーリック・ビジネススクール)は、Financial Times のオンライン MBA ランキングで5 年連続で第1 位を獲得。特に優れているのが、卒業生の給与で卒業後 3 年で平均 194,864 ドルに達し、その間に 36% 増加しています。
給与以外にも、オンライン学習のプラットフォームとプログラム資料、キャリア サービス、および卒業後の起業に利用できるサポートが特に評価されています。
大学名 | 所在地 | 卒業後平均給与(US $) | 給与上昇(%) | 学費 | |
---|---|---|---|---|---|
1位 | ウォーリック・ビジネススクール(Warwick Business School) | イギリス | 194,864 | 36.477 | £35,045 |
2位 | インペリアル・カレッジ ビジネススクール(Imperial College Business School) | イギリス | 192,016 | 25.46 | £41,350 |
3位 | IEビジネススクール(IE Business School) | スペイン | 175,078 | 28.25 | €50,000 |
4位 | ノースカロライナ大学 ケナンフラグラービジネスカレッジ(University of North Carolina: Kenan-Flagler) | アメリカ | 184,547 | 29.027 | $125,589 |
5位 | フロリダ大学 ウォリントンビジネスカレッジ(University of Florida: Warrington) | アメリカ | 137,248 | 30.733 | $55,647 |
6位 | MIPポリテクニコディミラノビジネス大学院(POLIMI Graduate School of Management) | イタリア | 168,478 | 35.556 | €37,000 |
7位 | ダラム大学 ビジネススクール(Durham University Business School) | イギリス | 161,214 | 18.709 | £24,000 |
8位 | オーストラリア経営大学院 (AGSM at UNSW Business School) | オーストラリア | 145,854 | 32.258 | A$59,760 |
9位 | ネブラスカ大学リンカーン校(University of Nebraska-Lincoln) | アメリカ | 115,621 | 33.331 | $31,200 |
10位 | ブラッドフォード大学経営大学院(University of Bradford School of Management) | イギリス | 139,138 | 21.703 | £18,753 |
●オンラインMBAの長所と短所
長所
- インターネットがあれば、どこからでも学ぶことができる
- 大学が自宅から遠く離れていても、自分に最適なプログラムを選択することができる
- 仕事との両立で忙しいスケジュールに合わせて計画立てることができる
短所
- 卒業するために、高いセルフマネジメント力が求められる
- 教授との直接コミュニケーションがない場合が多い
- クラスメートとのネットワーキングを築くのが難しい
オンラインMBAの多くが、非同期、つまり自分のペースで学習を進める形式です。教授の講義が動画化されていたり、テキストの教材を自分で読み込み、締め切りまでにレポートを提出するというのが一般的です。中にはディスカッションの授業もありますが、多くは個人ワークが中心です。
そのため、海外MBAでネットワーキングを強化したい!という目的がある人には向かない選択肢かもしれません。
●日本企業との共同開講プログラム
オンラインMBAの中には、大学が単独で提供するプログラムの他に、各国の教育機関がローカライズに協力しているものもあります。世界中の学生とオンラインで一緒に学ぶことには変わりませんが、日本にも拠点があることで、手厚くサポートを受けられることがポイントです。
UMass | マサチューセッツ州立大学 MBA
マサチューセッツ大学MBAプログラムは、ボストンにあるマサチューセッツ州立大学のオンラインMBAで、現地の学生に混ざって学ぶことが可能です。海外でも活躍できるミドル・マネジメント層の養成を目的としたもので、日本にいながら本場米国の州立大学MBA(経営学修士号)が取得できるのが特徴です。経営基礎科目を日本語で履修したのちに、多国籍クラスに合流することができ、経営とグローバルな知見を着実に身につけることができます。
入学条件にはGMAT・TOEFLがなく、TOEIC700点を持っていれば誰でも挑戦することが可能です。思い立ったらすぐ学びたい!という方におすすめ。海外MBAの一般的な学費は1000万円といわれますが、UMassの学費は300万円程度と三分の一です。
BOND-BBT MBA
オーストラリアの名門、ボンド大学のMBAをオンラインで受講できるプログラムは、ビジネスブレイクスルー大学(BBT)と共同開発されたもので、日本語と英語のハイブリットで学ぶか、英語オンリーで学ぶかを選択することが可能です。
オンライン学習プラットフォームAirCampusを使い、映像講義・ディスカッション・グループワークを織り交ぜて学ぶのが特徴です。プログラム最後の一年では、ビジネスプランニングが必須化されており、これからのグローバルで活躍する人にとって必要な新しい価値創造を実践することが求められます。プログラム参加中に2回、8日間のスタディツアーとして大学現地を訪れる機会もあります。入学時の英語基準はありませんが、英語科目履修時やスタディツアー参加時には、TOEIC750点以上などのスキルが求められます。
●現地プログラムとオンラインプログラム、どっちがいいの?
COVID-19の影響により、現地プログラムに参加できない人が増えたため、オンラインMBAの評価は上がってきています。しかし、GMATやTOEFLなどの入学時条件は現地プログラムに比べてオンラインプログラムの方が緩和されていることも多く、門戸が開かれているといえます。MBAランキングでは、現地プログラムとオンラインプログラムは分けて評価されているため、一概にどっちがいいとは言い切れないのが実情です。
比較のポイントとしては、学費・就業が継続したいか・英語力・ネットワーキング・終了後のキャリアが挙げられます。 すでに英語で学ぶだけのスキルがあり、修了後に現地での就職を希望する場合は、現地プログラムに進むのがいいでしょう。一方で、GMATやTOEFLなどの入学準備に1,2年費やすのが勿体無い、グローバル視点をもって今後のキャリアに生かしていきたい、という方はオンラインプログラムがフィットするかもしれません。
以上が、日本にいながらも海外MBAの取得することができるコースの紹介でした。
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