こんにちは、Elephant Career代表の秋山です。
私は、都内の理系大学を卒業したのち、ITベンチャー企業に就職し、3年目から人事として評価報酬制度やキャリア開発などを担当しています。働いているうちに課題感を覚えるようになり、現場の知識だけでは人事として会社を引っ張っていくことに不安を感じるようになりました。そこで、人材開発・組織開発を専門的に学べる大学院に進学します。
大学院の終了後は、ElephantCareerを立ち上げ、通信制大学院を卒業された方にもインタビューしています。インタビューしてみると、通信制の大学院の方々も働きながら工夫して学んでいました。今回はインタビューを踏まえて、通信制の社会人大学院について紹介します。
●イントロ キャリアアップとしての社会人大学院
キャリアアップの手法の1つとして、社会人大学院は選ばれています。大学の公開講座の受講者数も平成4年から平成26年で微増と微減を繰り返しながらも増えており、今後もキャリアアップの一環として、選ばれる可能性が高いでしょう。
引用:文部科学省「今後の社会人受入れの規模の在り方について」
働きながらきちんと学べるか心配な方もいるかもしれませんが、エレキャリでインタビューした方のほとんどは、「社会人大学院に行って学びが深くなった」「行ってよかった」と答えています!もしも社会人大学院に行くメリットなどが気になる方は、以下の記事も参考にしてみてください。
●社会人をやりながら大学院に通うためには?
社会人大学院に通う方法は、以下の4つです。
- 夜間大学院
- 昼夜開講制大学院
- 科目等履修生・聴講生
- 通信制大学院
夜間大学院は、基本的に平日の夜間に開講している大学院のことです。昼夜開講制の大学院は、平日の夜間と土曜日に履修します。どちらも仕事をしながらでも通える点が大きなメリットです。
通信制大学院は、自宅にいながら修士や博士の学位が得られる大学院です。学部によっては一定期間の通学が必要なところがありますが、基本的には自宅にいながら講義が受けられます。
●通信で通うメリット・デメリット
通信制の社会人大学院に通う場合、メリット・デメリット両方を加味した上で検討しましょう。
通信制社会人大学院のメリット |
通信制社会人大学院のデメリット |
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大きなメリットは学費が安いことです。通信制の社会人大学院は学費が安く設定されていることが多いです。例えば、京都芸術大学院だと、通信の場合年間35万円程度ですが、通学の場合は120万程度かかります。
学業と仕事の両立もしやすく、遠方の大学が選べることも嬉しいポイントです。反対にデメリットは、直接指導を受けられず孤独を感じやすいことです。仲間を作り切磋琢磨していきたい人にとっては、通学の方が向いているかもしれません。
学費で大学院進学を悩んでいる方は、奨学金も検討してみてください。以下の記事で詳しく解説していますよ!
●通信で通える大学院はどのようなところ?
通信で通える大学院の一例をいくつかピックアップしました。それぞれ特徴などを紹介します。
グロービス経営大学院
引用:グロービス経営大学院
グロービス経営大学院は、遠方の社会人でも学びやすいように通信制を導入しています。スクーリングもなくオンラインのみで受講ができるため、通学する必要もありません。ディスカッション中心で講義が進むため、通学との学びの質の違いにも悩むことはないでしょう。
グロービス経営大学院に実際に通った方のインタビューが見たい方は、以下を参考にしてみてください。
放送大学大学院 文化科学研究科
引用:放送大学
放送大学は、文化科学研究科で修士課程を開講しています。文化科学研究科では以下の7つのプログラムを展開しています。
- 生活健康科学プログラム
- 人間発達科学プログラム
- 臨床心理学プログラム
- 社会経営科学プログラム
- 人文学プログラム
- 情報学プログラム
- 自然環境科学プログラム
理系・文系網羅しており、学びたいプログラムがきっと見つかりますよ。基本的にはオンラインで受講しますが、臨床心理学プログラムは面接授業があります。
京都芸術大学大学院
引用:京都芸術大学
完全オンラインで、MFAまたはMAが取得できます。20〜70代まで年齢問わず集まっており、日本最大の芸術系通信制大学院です。デザインや芸術、文芸に関する内容を学べて、芸術の知見を深められます。
京都芸術大学に進学した方のインタビューを見たい場合は、以下をチェックしてみてください。
●まとめ
志望していた大学院が遠い場所にあったとしても、通信制という選択をすれば通える可能性があります。学費なども安いメリットがあるため、気になる方は検討してみてくださいね!エレキャリでは、社会人大学院に関する相談をいつでも受け付けています!進学を迷っていたり、不安があったりする方は、以下のお問い合わせからご連絡ください。