社会人大学院の受験対策は何をする?使えるサービスや予備校を紹介

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社会人大学院を受けたいと考えてはいるものの、どのように動けばいいのか分からない方は意外にも多いです。どうすればいいか分からない気持ちを抱えたまま闇雲に勉強しても、なかなか集中できません。受験対策のスケジュールや勉強方法が分かれば、抱えている不安も解消されるのではないでしょうか?

そこでこの記事では、社会人大学院の受験スケジュールや勉強項目、勉強法などを紹介します。受験対策をサポートしてくれる予備校やサービスも紹介するので、1人では頑張る自信がない方も参考にしてみてください。



社会人大学院とは?

社会人大学院とは、大学や短期大学を卒業し一度会社に勤めた経験がある方が、仕事を継続しながら、または一度会社を辞めて入学する大学院のことです。仕事をしながらでも通いやすいように、授業時間や入試科目など一部工夫されています。

文部科学省は「大学院教育のリカレント機能の強化」にも乗り出しています。そのため、リカレント教育も注目が高まり、スキルを身につけたい社会人が今後増えていくでしょう。

専門的なことが学べる社会人大学院も増えてきているため、専門性を高めたい方や研究したいことがある方の選択肢の1つになっていくことが考えられます。

参考:文部科学省「高等教育局主要事項 -令和5年度概算要求-

社会人大学院について詳しく知りたい場合は、以下の記事も参考にしてみてください。




社会人大学院の入試でやること

社会人大学院の入試で実際にやることは、主に以下のことです。

  • 書類審査
  • 面接
  • 小論文

社会人の大学院入学を積極的に受け入れている大学では、負担を減らすために専門科目がないところがほとんどです。しかし、すべての大学が上記の試験項目だけとは限らないため、必ず募集要項はチェックしましょう。

社会人大学院の受験で科目の負担が少ないことは、大きなメリットですが、その分面接と書類審査は重要視されます。そのため、面接練習や研究計画書はかなり力を入れて対策しましょう。



社会人大学院の4つの入試パターン

ほとんどの社会人大学院では、受検項目は3つと説明しましたが、それ以外にも受検項目があります。入試パターンは、以下の4つです。

  • 書類審査+面接(口頭試問が行われる場合がある)
  • 書類審査+面接+小論文
  • 書類審査+面接+小論文+英語
  • 書類審査+面接+小論文+英語+専門科目

専門科目や英語がある社会人大学院だと、ハードルを感じるかもしれません。しかし、実際は一般入試ほどの難しさではなく、簡単なところもあります。中には、過去問を公開している大学もあるため、それらを見て事前に難易度を確認しておくのもおすすめです。



社会人大学院を受験する場合のスケジュール

社会人大学院を受験する場合は、以下のスケジュールで準備していきましょう。

  1. 情報収集して志望校を決定する
  2. 研究計画書を作成する
  3. 筆記試験対策をする
  4. 出願書類の作成する
  5. 面接の練習をする

それぞれ何をするべきか解説していくため、見ていきましょう。



1.情報収集して志望校を決定する

まずは情報収集して、志望校を決定していきます。大学院が気になりだしたら、すぐにでも始めていきます。リサーチする上で、事前に決めておきたいのが学ぶ目的です。

なぜ進学したいのか自分と向き合って言語化しておきましょう。ここが曖昧になってしまうと、受験勉強や大学生活時に何を学ぶべきか迷ってしまったり、挫折してしまったりする要因になります。どのような理由でも、きちんと明確にしておくことが大切です。

その上で目的に合った社会人大学院をいくつか選定し、説明会などに行って情報収集します。どのようなことが学べるかや取得できる資格、学費などを見て比較して志望校を決定しましょう。

大学院の選び方に迷う場合は、以下の記事も参考にしてみてください。




2.研究計画書を作成する

出願書類を提出するときに、一緒に大学院に送付するのが研究計画書です。研究計画書とは、自分が研究したいテーマや目的、手段などを記載したものです。大学側は、研究計画書の内容から進学の熱量や知識、文章力を図ります。

研究計画書は、出願書類の提出のときに慌てて作ってしまうと内容が不十分になり、書類審査で不合格になることもあります。余裕を持って取り組むために志望校が決定したらすぐに取り組むようにしましょう。

遅くても入試の6〜8ヶ月前から取り掛かるのがおすすめです。



3.筆記試験対策をする

志望校の入試で筆記試験がある場合は、対策を早めにしておきましょう。専門科目がない場合でも、小論文は課されていることが多いため忘れずに対策してください。

特に小論文はいかに説得力のある文章が書けるかが重視されます。課題解決力や知識量なども試されるため、きちんと対策しておくのが重要です。筆記試験対策も、入試の6〜8ヶ月前から準備し始めましょう。



4.出願書類の作成する

出願書類の作成も進めていきます。大学院は、いつでも出願を受け付けているわけではありません。期間が決まっているため、ホームページを確認しましょう。入試日程が発表されていない時期でも、前年度のスケジュールを参考に準備を進めてみてください。

研究計画書は一緒に提出するため、出願書類を作成する時期までには完成させるようにしましょう。出願書類の中には申し込んでから手元に来るまで時間がかかるものもあるため、計画的に書類を集めておきます。入試の2〜3ヶ月前には作成を始めていきます。



出願書類の種類

出願書類で必要なものは、以下の6つです。

  • 入学願書
  • 最終学歴の成績証明書
  • 卒業証明書
  • 推薦書
  • 研究計画書
  • 健康診断書

志望する大学院にもよるため、必ず募集要項を確認しておきましょう。準備に時間がかかるものは、成績証明書や卒業証明書、推薦書などです。この他にも、卒論や研究論文、TOEFLのスコアなどの提出が求められることがあります。



5.面接の練習をする

出願書類の準備が終了したら、面接練習も進めていきましょう。およそ入試の1〜2ヶ月前から取り組んでいきます。入試の形式は、1対1形式や複数の面接官と対面する形式、プレゼンテーション形式などさまざまです。

大学の募集要項に形式が記載されていることもあります。すべての準備ができたらいよいよ入試です。社会人大学院の受検について、より詳しくスケジュールを知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。




社会人大学院の受験対策の方法

社会人大学院は、入試で以下の3つが課されることが多いです。

  • 研究計画書
  • 小論文(筆記試験)
  • 面接対策

ここからは、項目別にどのように対策していけばいいのか解説します。社会人大学院の受験対策についてイメージできない方は、以下を参考にしてみてください。



研究計画書

研究計画書は、以下のポイントをおさえることが大切です。

  • 研究したいことを整理する
  • 下調べをしておく
  • アウトラインを作成する
  • 第三者にチェックしてもらう

まずは研究したことを整理してみましょう。テーマは、社会経験との関連性が重要視されるため、仕事の経験を棚卸ししてみてください。研究テーマが決定したら、テーマに沿った先行論文を手に入れ、読み込んでおきます。

その上で、研究内容をまとめていきます。研究計画書では、オリジナリティや見た目が重要です。研究内容が分かりやすく伝わるような文章構成を心がけましょう。一度完成したら、そのまま提出するのではなく、第三者に添削してもらうのがおすすめです。

研究計画書の書き方を知りたい方は、以下のレポートも参考にしてみましょう。




小論文(筆記試験)

小論文は、問われていることに対して問題提起をし、根拠を示した上で、論理的に結論を導き出す必要があります。

説得力のある文章を書きたいのであれば、志望している専攻の知識はインプットしておきましょう。インプットした知識は、要約をすることで、自分のものとして定着していきます。過去問を見ながら、小論文を書く練習もしてみてください。

さらに英語や専門科目が課されている場合は、その対策もしていきます。過去問をチェックし、いくつか解いて傾向を掴んでおきましょう。



面接対策

面接は研究計画書を元に実施されます。そのため、研究計画書をしっかり作り込んでおくと、面接官からのツッコミにも適切に対応できます。まずは面接対策の一環として研究計画書をしっかり作っておきましょう。

研究計画書の内容は覚えて、何を聞かれても答えられるように準備しておいてください。回答は丸暗記ではなく、キーワードでおさえておくと、試験管の質問とのズレもなくなります。どのような質問をされても論理の破綻が起こらないように準備することが大切です。

社会人大学院の詳しい入試の対策方法は、以下の記事でも解説しています。




社会人大学院の受験勉強のやり方

社会人大学院の受験勉強には、以下のやり方があります。

  • 予備校を利用する
  • 独学で学ぶ

それぞれのメリットとデメリットを紹介するので、自分に合った方法を見つけてみてください。



予備校を利用する

まずは予備校を利用する方法です。高校生などが通うイメージがありますが、社会人受験生に適した講座やコースを用意している予備校もあります。

予備校に通うメリットは、適切な指導を受けられることです。研究計画書や志望理由書の添削はもちろん、学習の不安や悩み、進学先の相談にも乗ってくれます。一人での学習に自信がない方にとっては、大きなサポートとなるでしょう。

対してデメリットは費用がかかることです。1つのコースで20〜60万円程度かかります。かなりの大きな出費になるため、よく検討してみてください。



独学で学ぶ

社会人大学院は、独学で学んでいくことも可能です。現在では、研究計画書の書き方や小論文の書き方などを解説した本が多くあります。それらの教材を参考にすることで、費用をおさえながら学ぶことが可能です。

独学のメリットは、自分のペースで学習できることです。予備校は授業の時間が決まっているため、仕事が忙しかったり、不規則だったりする方は通うのが難しいでしょう。オンラインの予備校でも、ライブ授業の場合は時間をつくらなければいけません。独学であればスケジュールは自分で自由に決められるため、マイペースに学習を進められます。

デメリットは、分からない場所を質問できなかったり、受験校ごとの特徴を捉えての対策が難しかったりすることです。分からないことは自分で解決する必要があるため、受験のストレスや不安とも戦わなければいけません。



社会人大学院の受験対策におすすめの予備校3校

ここからは、社会人大学院の受験におすすめの予備校を3校紹介します。

  1. 文系から医学部までカバーする「河合塾KALS」
  2. 自分に合った講師を選べる「四谷ゼミナール」
  3. オンライン・オフラインで学べる「日本編入学院」

誰かのサポートを受けながら、社会人大学院の受験に挑戦したい方で、予備校選びに迷っている場合は参考にしてみてください。



1.文系から医学部までカバーする「河合塾KALS」

1.文系から医学部までカバーする「河合塾KALS」

引用:河合塾KALS

河合塾KALSは、河合塾グループが運営している大学生と社会人のための予備校です。2020年のMBA・MOT合格者は、116名にのぼっています。河合塾KALSの対策コースはMBAだけではありません。その他6つの講座が用意されています。

  • 医学部学士編入
  • 文系大学院対策
  • 公認心理師・臨床心理士大学院
  • 税理士「税法」科目免除大学院
  • 国内MBA・MOT
  • 資格対策講座

それぞれの講座では無料のガイダンスや個別受講相談、授業見学なども開催しており、受験を迷っている方や受験対策の方法が分からない方の相談も受け付けています。学びたい内容が曖昧で、大学院を決めきれていない方に、河合塾KALSはおすすめです。

河合塾KALSについて詳しく見る



2.自分に合った講師を選べる「四谷ゼミナール」

2.自分に合った講師を選べる「四谷ゼミナール」

引用:四谷ゼミナール

四谷ゼミナールは、社会人入試や大学院入試、編入などに挑む多くの受験生を42年間サポートしてきた予備校です。

四谷ゼミナールの特徴は、自分に合った講師を選べることです。受験勉強を徹底サポートしてもらうためには講師選びは欠かせません。四谷ゼミナールでは、経験豊富な講師陣が多数揃っているので、合わない講師に当たったとしても変更を申し込めます。

さらに、個別指導と少人数制クラスのダブルシステムを採用していることもポイントです。普段は講師と1対1で勉強しますが、四谷ゼミナールが開いている少人数制の勉強会や懇親会に参加すれば、内部の受講生と交流できる機会が持てます。同じ目標に向かって頑張れる仲間がいることで、勉強のモチベーションも上がりやすくなるでしょう。

四谷ゼミナールについて詳しく見る



3.オンライン・オフラインで学べる「日本編入学院」

3.オンライン・オフラインで学べる「日本編入学院」

引用:日本編入学院

日本編入大学は、オンライン授業とオフライン授業の両方に対応しています。オンラインでは、完全オーダーメイド指導にこだわっており、双方向の授業を大切にしています。

オフラインは、少人数クラスを採用しています。少人数制で授業を実施することで、講師は生徒のレベルを把握しやすくなり、各自に合わせた指導ができるのです。自分のペースで学びたい方や基礎から勉強したい方には、マンツーマン授業も提供しています。

生徒に合わせた学び方を大切にしている予備校です。

日本編入学院について詳しく見る



社会人大学院の受験をサポートするおすすめのサービス3つ

社会人大学院を受験するにあたって、サポートしてくれるサービスを利用することも大切です。ここからはおすすめのサービスを3つ紹介します。

  1. 本の情報を素早く集めるなら「flier(フライヤー)」
  2. TOEICで高得点を目指すなら「スタディサプリ ENGLISH」
  3. MBAを受験するなら「えれキャリ+」

それぞれどのようなものか解説するので、自分に必要なサービスを検討してみてください。



1.本の情報を素早く集めるなら「flier(フライヤー)」

1.本の情報を素早く集めるなら「flier(フライヤー)」

引用:flier(フライヤー)

flier(フライヤー)とは、良い本との出会いをサポートしてくれるサービスです。ビジネス書や実用書、教養書など幅広い分野の本の要約を閲覧できます。事前に要約を見てから本の購入を検討することも可能なので、本選びも失敗しにくくなるでしょう。

さらに、要約された文章を読むことは、小論文で説得力のある文章を書くときの参考にもなります。無料で始められるため、本を読むことにハードルを感じている方も、まずは要約から読んでみてはいかがでしょうか?

2,500冊の本を10分で!本の要約flier(フライヤー)





2.TOEICで高得点を目指すなら「スタディサプリ ENGLISH」

2.TOEICで高得点を目指すなら「スタディサプリ ENGLISH」

引用:スタディサプリ ENGLISH

受験科目に英語が含まれている社会人大学院は多いですが、中にはTOEICのスコアを提出すると試験を免除してもらえるところがあります。さらに出願書類の中に、TOEICのスコアを提出するよう求めてくるところも。社会人大学院入試において、TOEICは審査基準にもなるため高得点を取っておくに越したことはありません。

社会人大学院の受験のために、TOEICの対策をするときにはスタディサプリ ENGLISHはおすすめです。TOEIC L&R TEST対策に特化したコースが用意されていて、知識を持った講師の授業もオンラインで受けられます。

1回の講座は3分で終了するため、忙しい方でも十分に勉強できます。英語力をあげたい方はぜひ使ってみてください。

スタディサプリ ENGLISHについて詳しく見る



3.MBAを受験するなら「えれキャリ+」

3.MBAを受験するなら「えれキャリ+」

引用:えれキャリ+

えれきゃり+とは、社会時代学院の受験をサポートするラーニングコミュニティです。1年以内に社会人大学院受験を検討している方が集まっているので、悩みを共感しながら切磋琢磨できる仲間を見つけられます。

えれきゃり+では、研究計画書や小論文の添削が受けられる他、輪読会を実施し推薦本をみんなで読んで意見を交換する場も設けられています。輪読会に参加することによって、自分の考えを整理して発言する力が高まり、面接対策にも役立つでしょう。さらに得た知識を使って過去問を解く課題もあるため、インプットとアウトプットを通して自分の知識として定着させる仕組みが整っています。

予備校に通うほどではないが、研究計画書や小論文などの対策はしっかりしたいという方におすすめのサービスです。

えれキャリ+について詳しく見る



社会人大学院に挑戦するなら計画的に受験対策しよう!

社会人大学院の入試は、基本的には小論文や面接、研究計画書などが課されます。すぐにすべて対策することは難しいため、最低でも入試の8ヶ月前から準備するのがおすすめです。もしどのように進めればいいのか分からない場合は、今回紹介したスケジュールを参考にしましょう。

社会人大学院を受験するときの勉強のやり方は、予備校か独学に分かれます。それぞれメリットとデメリットがあるので、自分に合った方法を試してみてください。もしも予備校選びに迷っている方は、今回紹介したおすすめを検討してみましょう。

  • 河合塾KALS
  • 四谷ゼミナール
  • 日本編入学院

独学や予備校で足りない部分を補いたい場合は、以下のサービスも検討してみてください。

  • flier(フライヤー)
  • スタディサプリ ENGLISH
  • えれキャリ+

予備校や受験をサポートするサービスを使いながら、計画的に受験対策していくのがおすすめです。



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