学びなおしのきっかけとなった1冊、
学んでいるときの思い出深い1冊、
あるいは今まさに学んでいることに寄り添ってくれる1冊。
そんな1冊を先輩インタビューに登場してくださったあの人に聞いてみる連続企画です!
今回、本を紹介するのは...
グロービス経営大学院を卒業された増子 甲太郎さんです!
増子さんのインタビュー記事はコチラ
『世界標準の経営理論』 入山 章栄(著)/ダイヤモンド社
私はグロービス卒業後に「世界標準の経営理論」の読書会を仲間と一緒に行いました。この本の読書会を通じてMBAで学んだ内容を改めて整理することができ、大変ためになりました。卒業後にもクラスを受講してアサインメントをやっていたのですが、本書に出てくる競争の型「IO型・チェンバレン型・シュンペーター型」という区分を通じてケースを見ることで以前よりも短時間で深掘りができるようになりました。
本書ではMBAでは習わない経営理論や各FWの成り立ち、ビジネス現象と理論のマトリクス等が紹介されています。800ページを超える鈍器本ですが、各章ごとに完結しており興味がある理論だけを選んで読むこともできます。
この本は在学中の方でしたらケースへの応用に、卒業生でしたらMBAの学びの整理に活用できると思います。ただ鈍器本であるため一人ですべてを制覇するよりも、仲間と一緒に強制アウトプットの場所を作って取り組むといいかもしれません。