こんにちは、Elephant Careerの秋山です。
この記事にたどり着いた方の中には、なりたい自分になりきれずどうすればいいかわからないと悩んでいる方もいると思います。理想と現実のギャップが激しいと苦しくなってしまいますよね。
誰でもぶつかる壁で、悩んでしまう人も多いです。そこでこの記事では、なりたい自分になる方法やメリットを紹介します。変わりたいと思っているときには、参考にしてみてください。
●なりたい自分になりきれない原因
なりたい自分になりたいと思っても、変われないときはなにか原因がある可能性があります。考えられる主な原因は、以下の5つです。
- 周りにどう思われるか気になる
- 挑戦することを避けている
- なりたい自分をイメージできていない
- 今ある知識だけで変わろうとしている
- 現状維持しようとしている
変わりたいと思っている方は、自分に以下のような原因がないか考えてみてください。
周りにどう思われるか気になる
周りにどう思われているか気になり、なりたい自分になりきれない人はたくさんいます。イメージチェンジをして「雰囲気変わったね」と言われることが嫌だったり、影でコソコソ変わったと言われたりするのが怖いと感じてしまうのです。
しかし変わるためには、外見やその人が醸し出す雰囲気も変化させなければいけません。周りの目を優先しすぎてしまうと、なりたい自分からどんどん遠ざかってしまいます。周りは周り、自分は自分と思っていると、気分が楽になります。
挑戦することを避けている
なりたい自分になれない人は、挑戦することから逃げているとも考えられます。変化をしようとすると、必ず挑戦しなければいけません。しかし失敗したらどうしようという不安がよぎり、現状維持を選択してしまう傾向にあります。
挑戦が怖いと感じているときには、まずは小さな目標を立てて自信をつけることから始めてみてください。挑戦は決して悪いことではありません。失敗から学ぶこともたくさんあります。
なりたい自分をイメージできていない
なりたい自分が曖昧だと、うまく変われない可能性があります。なぜなら、どこを目指して頑張ればいいのか自分でわからないためです。努力をし続けても、成果が出ずどんどん苦しくなってしまいます。
まずはなりたい自分を具体的にイメージしてみてください。なりたい自分がうまくイメージできない場合には、どんなことをしているときが幸せかなどを考えてみるのもおすすめです。紙に自由に書いて、なりたい自分像を描いてみましょう。
今ある知識だけで変わろうとしている
今ある知識だけで変わろうとしていることもなりたい自分になれない原因です。現状の知識だと偏ってしまうため、なりたい自分になろうと思っても想像できません。どのように変わればいいのか、本人でさえわからなくなってしまいます。
自分の頭の中だけで完結させようとせず、まずは知識を得る努力をしましょう。ネットでどのような人がいるのか調べたり、周りの人について知ってどういう人になりたいのか考えたりすることが大切です。
現状維持しようとしている
現状維持をしようとしている場合も、なりたい自分になれない原因です。今のままでいいやと思っていると、変化を嫌うようになってしまいます。心のどこかで少しでも変わりたいと思っていても、現状維持の思考が邪魔をしてしまうのです。
少しでも変化を起こしたいと思う場合は、自分と向き合うことから始めてみましょう。どのくらい変化したいと思っているのか、現状維持をしたい理由はなにか、見つめてみることでそもそも変わりたいかどうか見えてきます。
●なりたい自分になるメリット
なりたい自分になるメリットは、以下の5つです。
- 自分軸を持てるようになる
- 心が安定しやすくなる
- 時間を有効利用できる
- 自信につながる
- 目標に向けて努力する経験ができる
なりたい自分になりたいけれど、現状維持の思考も変えられないと考えているときには、メリットも参考にしてみてくださいね。
自分軸を持てるようになる
なりたい自分になれると自分軸を持てるようになります。なりたい自分になれていないと自信がなくなってしまい、自分の選択に不安を抱くようになります。すると周りの考えや感情、誘惑に惑わされてしまうのです。
なりたい自分になれれば、自信が持てるようになり、自分の選択を信じることができます。周りにも惑わされません。自分の考えの軸がどんどんできていきます。
自分軸を持ちたいときには、まずはなりたい自分になって自信をつけていきましょう。
心が安定しやすくなる
なりたい自分になることで、心が安定しやすくなります。前述したとおり自分軸で行動できるようになるため、心にも余裕ができます。周りと自分にボーダーラインを引けるようになり、周りにも影響されにくくなるのです。
心が不安定になりやすい場合は、メンタルが強い自分になってみましょう。
時間を有効利用できる
なりたい自分になれると、時間を有効利用できるようになります。なりたい自分になる過程で、計画的に物事を進める能力なども身についていきます。やりたくないことでも、目標のためには向き合う経験もしていくので、結果的に時間の使い方が上手になり、有効利用できるようになっていくでしょう。
時間を無駄にすることが多い場合は、自分を変える経験を通して変わる可能性があります。
自信につながる
なりたい自分になることは、自信につながります。自己肯定感が高くなるため、自分のことが好きになれて自信もついてくるのです。自分に自信が持てれば、チャレンジをするときも思い切れます。
変化にも柔軟に対応できるようになるので、積極性も増してくるでしょう。なりたい自分になることで自信がつき、どんなことでもポジティブに捉えられるようになります。自信をつけたいときには、まずはなりたい自分になってみましょう。
目標に向けて努力する経験ができる
なりたい自分になることで、目標に向けて努力する経験ができます。この経験を通して、自分に自信がついたり、達成感が得られたりします。何かに対して努力した経験は、これから仕事・プライベートで挑戦するときにも役立つでしょう。
努力した経験がない場合には、まずはなりたい自分になることから始めてみてください。
●なりたい自分になるための方法9選
なりたい自分になろうと思った場合は、今回紹介する9つの方法を試してみてください。
- なりたくない自分を考えてみる
- 何をするか具体的に計画する
- 定期的に振り返りの時間を作る
- 手放してみる
- 自分を認めてあげる
- ポジティブに考えるようにする
- 自己投資は思い切ってしてみる
- 人と話してみる
どのように実践していけばいいのか、それぞれ詳しく紹介します。
なりたくない自分を考えてみる
なりたい自分が何なのかわからない場合は、まずなりたくない自分を考えてみましょう。なりたい自分と一言で言っても、なかなかイメージできないものです。まずはなりたくない状態を思い描くことで、おのずと逆のことがなりたい自分になりますよ。
なりたい自分がぼんやりと見えてきたら、具体的にイメージする作業に移ってください。ぼんやりしたままだと、目指す姿がわからずどのように行動すればいいのか迷ってしまいます。誰かに話してその人がイメージできるくらいの状態にしておきましょう。
何をするか具体的に計画する
なりたい自分が描けたら、何をするか具体的に計画をしましょう。ただなりたい自分を描いただけでは、近づくことはできません。計画を立てて小さな目標を達成していくことで、徐々に近づいていきます。
計画を立てるときは、いつまでに何をするかわかるようにしておくのがおすすめです。ぼんやりとこれくらいまでになっていればいいと思っていると、なかなか達成できません。計画表を見て、自分が何をすればいいかわかるレベルにしておきましょう。
定期的に振り返りの時間を作る
定期的に振り返りの時間を作ることも大切です。なぜなら立てた計画通りに自分が適切にレベルアップできているか知るためです。実践しっぱなしだと、方向性がずれていた場合、修正ができなくなってしまいます。
現状を客観的に知るためにも、振り返りをしていきましょう。もし計画通りに進んでいなければ、原因を突き止めて改善していきます。ときには計画の修正も必要になる可能性もあります。
振り返りの時間は自分と向き合えるタイミングになるはずです。
手放してみる
理想の自分になるためには、手放すことも大切です。なぜなら時間は限られてしまっているためです。あれもこれもと手を出してしまうと、キャパオーバーになってしまい何もやりきれなくなってしまいます。
手放すのにおすすめなのは、悪い習慣です。例えば不必要な夜ふかしや家でごろごろしている時間などです。時間をゼロにする必要はありませんが、1日3時間だったところを1時間にするだけでも、1週間で14時間浮かせられます。
ぜひ悪い習慣は、手放してみてください。
自分を認めてあげる
自分を認めてあげることも大切です。なりたい自分になるために努力は素晴らしいものです。つい頑張らなければいけないと、自分に厳しくしてしまう人もいます。しかし、厳しすぎると疲れて挫折してしまいます。
適度に自分を褒めて、認めてあげましょう。認めることで自己肯定感も上がって、自分に自信が持てるようになります。
ポジティブに考えるようにする
物事をポジティブに考えるようにしましょう。ネガティブにとらえてしまうと、成長しても分を否定してしまいます。次第にチャレンジをしにくくなってしまうでしょう。
ポジティブに物事をとらえる習慣をつけたい場合は、常に自分ならできると思い込むことを心がけましょう。自分を肯定することで、前向きにチャレンジできるようになります。
自己投資は思い切ってしてみる
なりたい自分になるためには、ときに自己投資が必要です。例えばスキルを得るために、スクールや習い事に通うなどです。そういったときに投資を躊躇してしまうと、スキルアップのチャンスを逃すことになってしまいます。
すべてにお金をかける必要はありませんが、ここぞというときには自己投資を惜しまないようにしましょう。大人におすすめの習い事を知りたい場合は、以下の記事も参考にしてみてください。
人と話してみる
人と話すことで相手を理解できるようになり、いいところを吸収できます。話題が豊富になり、コミュニケーション能力も高くなっていくでしょう。特に憧れている人やなりたい自分と近い人と話すことで、仕草や話す内容などを習得できますよ。
●なりたい自分になるためのポイント
なりたい自分になるためのポイントは、以下の4つです。
- 規則正しい生活を送る
- 自分を責めない
- ネガティブな言葉は使わない
- 大きすぎる目標を立てない
それぞれ詳しく紹介します。
規則正しい生活を送る
なりたい自分になるために、規則正しい生活を送るようにしましょう。努力をするときには、体の健康が欠かせません。規則正しい生活とは、睡眠・運動・食事をしっかりとることです。
不規則な生活を送っていると、疲労感やストレスが溜まってしまい体に支障が出てしまう可能性もあります。できるだけ規則正しい生活を送り、目標に向かって努力できるように普段から準備を整えておきましょう。
自分を責めない
自分を責めないことも大切です。なりたい自分になるために努力しているときは、すべてが順調にいくことはありません。ときには計画通りにいかないこともあります。
そういったときに「自分はだめな人間だ」と責めてしまうと、モチベーションが下がってしまいます。挫折につながってしまうので、自分を責めないようにしましょう。たとえ失敗しても学べることはたくさんあります。
改善点を見つけて、次に活かせるように準備しておくことが大切です。
ネガティブな言葉は使わない
なりたい自分になるときには、ネガティブな言葉は使わないようにしてください。ネガティブな言葉を使っていると、自分の思考に影響してきます。ネガティブな言葉を使うと、どんどんマイナス思考になってしまうのです。
ポジティブな言葉を言うようにして、思考もプラスな方向にしていきましょう。いきなりプラス思考にはなれませんが、ポジティブな言葉を使っているうちに考え方も変わってきます。
大きすぎる目標を立てない
大きすぎる目標を立てないことも大切です。なぜなら大きい目標をいきなり叶えるのは難しいためです。小さい目標を達成し続けることで、結果的に大きなことを叶えられます。小さいステップを意識してください。
例えば、スキルアップに本を読む習慣をつけたいのであれば、1日3時間本を読むという目標よりも、1日1回本を開いて好きなだけ読むといった目標のほうが続けやすいです。自分がどのくらいの目標であれば達成できるか考えてみてください。
●なりたい自分になるヒントをくれる作品
なりたい自分がイメージできなかったり、挫折しそうになったりしたときには以下の2冊の本をチェックしてみてください。
- 自助論
- 私は私のままで生きることにした
それぞれどのような本か紹介します。
自助論
引用:Amazon「自助論」
『自助論』は、人とはどのように成長していく生き物か、成功するためにはどのように努力をしていけばいいのかなどを解説している本です。ビジネスを効率よく進められる方法なども教えてくれます。
自分を変えたいと思っていても、うまくいかないと感じる場合はぜひ手にとってみてください。
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私は私のままで生きることにした
引用:Amazon「私は私のままで生きることにした」
『私は私のままで生きることにした』は、ありのままで生きることの大切さを教えてくれる本です。周りと比べて、自分を否定し続けるそんな人生を脱却したい人のために忘れないでほしい70のことを教えてくれています。
他の人の目が気になって変化することに躊躇しているときに読んでみてください。
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●なりたい自分になるために思い切って踏み出してみよう!
なりたい自分になるメリットは、自分軸を持てたり、自信を持てたりすることです。常に自分が好きな状態になれるので、前向きになれますよ。
なりたい自分になりたいけれども、うまくできない場合は原因を探ってみましょう。なりたい自分をイメージできなかったり、周りの目を気にしてしまったりしている可能性があります。
自分を変えたいときには、今回紹介した9つのポイントを参考にしてみてください。なりたい自分になるために努力するときには、規則正しい生活を送り、ネガティブな言葉は使わないようにしましょう。またなりたい自分になるヒントを得たいときには、2冊の本を手にとってみてくださいね!
自分を変えるためには時間がかかりますが、思い切って一歩踏み出してみましょう。