社会人は勉強するべき?メリットやおすすめのジャンル・資格を紹介


こんにちは、Elephant Careerの秋山です。

私は都内の理系大学を卒業したのち、ITベンチャー企業に就職し、3年目から人事として評価報酬制度やキャリア開発などを担当してきました。現在では株式会社UnleashUを設立して、Webメディア『Elephant Career』を運営しています。在職中から現在まで、勉強を継続しています。

しかし、周りを見ていると社会人でも勉強をしている人は少ない印象です。この記事にたどりついた方の中には、勉強するべきか迷っている人も多いと思います。そこでこの記事では社会人は勉強するべきかどうか、メリットなどを紹介します。

おすすめの勉強ジャンルなども紹介するので、何を学ぶべきか迷っている場合は参考にしてみてください。



社会人は勉強したほうがいい?行動している人の割合


令和4年の総務省の調査で「学習・自己啓発・訓練(学業以外)」の活動は週13分との結果が出ました。上記の数字だけでは少ないように見えますが、行動者率は5年前と比較して70〜74歳以上で上昇しています。

引用:総務省「令和3年社会生活基本調査 生活時間及び生活行動に関する結果 結果の要約

徐々に学びが浸透していることがわかります。勉強をしないと自分の市場価値は上がっていきません。厚生労働省もリカレント教育を推進しており、多くの学びの支援をしています。AIの参入などもあり、現状のまま業務ができる保証もありません。

未来を見据えて勉強していくことが今後、必要になるでしょう。

参考:総務省「令和3年社会生活基本調査 生活時間及び生活行動に関する結果 結果の要約

厚生労働省「リカレント教育



社会人が勉強しない理由


社会人の勉強時間が少ない理由は、以下の4つが考えられます。

  • 勉強する時間が取れない
  • モチベーションが低い
  • 誘惑に勝てない
  • 評価アップにつながらない

勉強できないと思っているときには、以下を読んで自分のことを振り返ってみてください。



勉強する時間が取れない

勉強できないという社会人の中には、時間が取れないと悩んでいる方が多いです。社会人は学生とは違い、仕事をしています。仕事で疲れた体で、勉強をしても集中できません。

さらに残業が状態化している仕事もあり、業務終わりの深夜に時間を作って勉強をしたとしても次の日に影響してしまいます。そのため、なかなか勉強できない状態が続きます。



モチベーションが低い

社会人が勉強をするうえでモチベーションの高さは重要です。なぜなら、社会人の勉強は義務化されていないためです。自主的な活動になるため、自分のモチベーション次第で勉強の質が変わってしまいます。

モチベーションが低い理由には、明確な目標を立てていないことが多いことが挙げられます。なんとなくで始めてしまうとモチベーションが低くなってしまい、継続して続けられません。



誘惑に勝てない

社会人の身の回りには、たくさんの誘惑があります。例えば、SNSや動画サービス、友人・同僚の誘いなどです。それらを犠牲にして勉強しなければならず、誘惑に勝てない人も多いです。特に友人・同僚からの誘いをなかなか断りにくいと悩む人もいます。

さらに、自己管理で勉強を進めていくため、スケジュールに遅れが出たとしても怒られることはありません。勉強ができなくてもトラブルに発展することがないため、優先度が低くなります。



評価アップにつながらない

勉強をしても評価アップに繋がらないからと、諦めている人も多いです。特に自分の働きが評価に反映されない会社に勤めている人は、勉強しても意味がないと感じてしまうでしょう。勉強することで市場価値は上がるため、会社側は正当に評価する仕組みづくりが必要です。



社会人が勉強するメリット


社会人が勉強するメリットは、以下の4つです。

  • 選択の幅が広がる
  • 資格・スキルを得られる
  • 自分の価値を高められる
  • 人脈が広がる可能性がある

勉強ができないと悩む場合は、メリットを知ってみましょう。



選択の幅が広がる

勉強をすることで、選択の幅が広がります。仕事に関する知識を深堀りすれば、新たな視点が得られて、現在のキャリアの役に立ちます。まったく新しい知識を勉強すれば、新たな資格を取って別の業種に転職も可能です。

勉強は自分の財産になります。今勤めている会社もずっと運営し続けられるとは限らないため、自分で自由にキャリアを選べるように勉強しておくのがおすすめです。



資格・スキルを得られる

勉強することでほしいと思っていた資格・スキルが得られます。仕事からでも知識は得られますが、部分的なものにとどまってしまいます。体系的には学べないため、別の課題に取り組むときに応用させるのは難しいです。

勉強をして資格・スキルを得れば、さまざまな課題に対応できる知識が身につきます。特に資格は自分のスキルの証明になります。勉強をするときは、資格取得を目標にするのがおすすめです。



自分の価値を高められる

前述しましたが、勉強することで自分の価値を高められます。勉強で得られた知識は、自分の市場価値を高める材料になります。現在は副業なども広がっており、新たなスキルを身に着けてチャレンジする人も多いです。

今働いている会社の中でも、身につけた知識を使って業務効率化の提案などができる可能性があります。自分の市場価値を高めていれば、将来のキャリアに活きてきます。



人脈が広がる可能性がある

社会人の勉強は必ずしも1人でやらなければいけないことではありません。SNSで勉強の進捗を発信して交流したり、サロンに入ったり、セミナーに参加したりすることで、仕事だけでは知り合えない人と関われます。同じ目的を持った人と交流できるため、仲も深めやすいでしょう。

仕事以外の場所で人脈が広がるのは大きなメリットです。



社会人がうまく勉強時間を確保するコツ


勉強をしようと思っても、時間を確保できなければ継続できません。ここからは勉強時間を確保するコツを3つ紹介します。

  • あらかじめ勉強のスケジュールを組む
  • スキマ時間を確保する
  • ながら勉強をする

それぞれ解説します。



あらかじめ勉強のスケジュールを組む

社会人が勉強時間を確保するために、あらかじめスケジュールを組んでおくことが大切です。無計画に勉強を始めても、時間を捻出できず挫折してしまいます。1週間のスケジュール管理をしているカレンダーにあらかじめ、勉強時間を組み込んでください

スケジュールに入れてしまえば、予定を誤って入れてしまうこともありません。スケジュールを組むときのポイントは、無理をしないことです。スケジュールどおりに進行できなかったときの別の案も考えておくと、予定が破綻してモチベーションが下がるリスクも減らせます。



スキマ時間を確保する

どうしてもまとまった時間が取れないときには、スキマ時間を活用しましょう。1日のうちにあるスキマ時間を集めれば、1時間くらいになります。その時間を活用すれば、十分知識を得られます。

まずは自分の生活を振り返って、スキマ時間がないか探してみてください。スキマ時間が把握できたら、どのようなことをするのかあらかじめ決めておきましょう。5分のスキマ時間でも、問題を解いたり、読書をしたりできます。

スキマ時間だからといってサボらずに、勉強することを心がけてみましょう。



ながら勉強をする

忙しい人は、ながら勉強をするのがおすすめです。食事中や家事をしているタイミングは、耳が空いていることが多いです。そのまま音楽などを聞いていると、せっかくのチャンスを無駄にしてしまいます。

Audibleなどを活用して耳から勉強すれば、知識を身につけられます。机に向かうのが難しい場合は、ながら勉強を試してみてください。



社会人が勉強のモチベーションを上げるポイント


社会人が勉強のモチベーションを上げるポイントは、以下の5つです。

  • 目標を明確にする
  • 机の周りをきれいにする
  • 一緒に切磋琢磨できる仲間を見つける
  • 自分に合った勉強方法を見つける
  • インプットとアウトプットはセットで実施する

勉強時間を確保できても、モチベーションが下がったままでは継続できません。モチベーション維持に悩む場合は、以下を参考にしてみてください。



目標を明確にする

モチベーション維持のために目標・目的は明確にしておきましょう。自分が将来どのようになっていたいのか明確にしないまま勉強を始めても、なんのために頑張っているかわからずいずれ挫折してしまいます

「◯年までに、キャリアアップしたい」「来年までに英語圏の人と話せるようになりたい」など目標を立ててみてください。社会人は勉強する義務がないからこそ、しっかり目標を立てて取り組む必要があります。



机の周りをきれいにする

机の周りをきれいにすることも重要です。机が汚い状態だと、勉強に集中できません。スマートフォンも勉強中は目に触れない場所においておくのがおすすめです。

どうしても家の机だと集中できない場合は、カフェや図書館など場所を変えるのも良いでしょう。きれいで集中できる環境を整えましょう。



一緒に切磋琢磨できる仲間を見つける

一緒に切磋琢磨できる仲間を見つけるのもおすすめです。一緒に努力できる人がいると諦めそうになっても、仲間が頑張っているからと踏ん張れます。また同じ事柄を学んでいる人と交流することでも、知識を深められます。

仲間はSNSやセミナーなどで見つけることが可能です。ぜひ切磋琢磨できる仲間を見つけて、モチベーション維持をしてみてください。



自分に合った勉強方法を見つける

勉強を継続するために、自分に合った学び方を見つけてみましょう。例えば、本で学んだほうが頭に入る人もいれば、動画で学習したほうが身につくという人もいます。オンラインスクールなど、仲間がいる環境で頑張れる人もいるのでしょう。

いろいろな方法を試しながら、自分に合った勉強の仕方を見つけてみてください。



インプットとアウトプットはセットで実施する

インプットとアウトプットはセットで実施しましょう。インプットばかりしていても、知識を頭に入れるだけになってしまいます。アウトプットをすることで、知識が定着しやすくなります。

アウトプットの方法は、以下のとおりです。

  • インプットした情報を同僚や友人に話す
  • 自分でブログやコラムなどに情報をまとめる
  • 仕事に活かしてみる

アウトプットをすることを心がけて、勉強の質を上げてみてください。アウトプットの楽しさが、勉強を継続させるきっかけになるかもしれませんよ。



社会人におすすめの勉強ジャンル


ここからは、社会人の勉強におすすめのジャンルを5つ紹介します。

  • 語学
  • マーケティング
  • プログラミング
  • お金に関する知識
  • 自分の仕事や興味関心があるもの

勉強の大事さはわかっても、どのようなジャンルを学べばいいか迷う場合は、ぜひ参考にしてみてください。



語学

社会人に人気のジャンルは語学です。特に海外出張や海外の顧客とのやり取りが発生する仕事の場合、語学力アップのために勉強することが多いです。

機械翻訳もありますが、ビジネスシーンで使うには限界があります。日常的に海外との取引が多い会社の場合は、語学力を磨くことで今以上に仕事の幅が広がる可能性があります。



マーケティング

マーケティングを学ぶのも1つの手です。そもそもマーケティングとは、製品やサービスが売れる仕組みを作ることです。宣伝作業以外にも、市場調査や顧客分析なども含まれます。

マーケティングはもちろん、デザイナーや営業担当者が学ぶことで、仕事の幅が広がります。マーケティングに関する本や動画教材、検定なども増えているので、興味がある場合は勉強してみてください。



プログラミング

プログラミングもIT時代に重要なスキルです。文部科学省でも小学校のプログラミング教育を推し進めています。プログラミングはWebサイトを作るだけではありません。

Excelの自動化などもプログラミングを覚えれば、実施できます。Web系の仕事についていなくても、職場でExcelに触れている場合は、勉強してみてください。



お金に関する知識

お金のしくみに関することを学んでおくのもおすすめです。現在は老後2,000万円問題があり、自分の将来のためにお金の使い方などを知っておく必要があります。金融機関に限らず、一般企業で働いている場合でも学んで損はありません。



自分の仕事や興味関心があるもの

自分の仕事や興味関心があるものを学ぶのもおすすめです。必要だとわかっていても、仕事に関連がなかったり、興味関心がなかったりすると、モチベーションがなかなか保てません。いやいや学んでいても、知識はあまり身につかないでしょう。

自分の仕事や興味関心がある事柄を学べば、目標も立てやすくなるため継続できる可能性が高まります。今回紹介したジャンルがピンとこなかった場合は、仕事周りや興味関心がある事柄から探してみてください。



社会人におすすめの資格


社会人におすすめの資格は以下の3つです。

  • TOEIC
  • ファイナンシャル・プランナー
  • マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

資格を得るという目標を立てることで、モチベーションも維持できます。以下の資格を検討してみてください。



TOEIC

引用:【公式】TOEIC Program

TOEICとは、英語のコミュニケーション能力を公平公正に評価するために作られた資格です。合格・不合格はなく、すべてスコアで表示されます。世界160カ国で実施されているテストです。

TOEICを受けて高スコアが得られれば、昇格や昇給の役に立ったり、転職で有利に働いたりします。すべての会社がTOEICを基準にしているわけではありませんが、海外との取引が多い企業であれば、評価の材料になる可能性があります。

自分の勤めている会社の制度などを調べて、役立つようであれば受験してみてください。



ファイナンシャル・プランナー

引用:日本FP協会

ファイナンシャル・プランナーとは、家計や税制、不動産などの知識を持った専門家です。相談者が実現したい夢を経済の側面からサポートしていきます。ファイナンシャル・プランナーの資格を得れば、仕事として活かせるだけでなく社内で知識を活かしたり、就職・転職の評価材料として活用できたりします。

ファイナンシャル・プランナーとして働かないとしても、知識を得れば家計やライフプランの見直しにつながりますよ。お金について学びたいと思ったときは、ファイナンシャル・プランナーの資格取得を目指してみてください。



マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

引用:MOS公式サイト

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)とは、

  • Word
  • Excel
  • PowerPoint
  • Access
  • Outlook

それぞれのソフトの操作スキルを証明するための資格です。Microsoft Office製品を使っている企業が多いため、資格を持っていれば就職や転職時にアピールできます。また世界的に実施されている資格試験なので、海外で通用するのもメリットです。

仕事でMicrosoft Office製品を使っている方はもちろん、社員教育を担当している方が取得して、育成に役立てていくのもおすすめです。



社会人でも工夫をすれば勉強できる!


社会人も勉強をするのがおすすめです。政府も学び直しに力を入れており、今後も勉強する人は増えていくでしょう。また、自主的に勉強することで、キャリアの選択肢が増えたり、自分の市場価値を高められたりするメリットがあります。

しかし時間がないなどの理由で勉強できないと悩む人は多いです。今回紹介した時間を確保するコツとモチベーションを上げるポイントを参考にしながら、勉強してみてください。勉強内容は、語学やマーケティング、自分の仕事に関連があるものなどから選んでみましょう。

社会人におすすめの資格は以下のとおりです。

  • TOEIC
  • ファイナンシャル・プランナー
  • マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

ぜひ取得を検討してみてください。もしも専門的な知識を得たい場合は、大学院進学もおすすめです。Elephant Careerでは毎月社会人大学院に関する情報をメルマガ「Elephant Letter」で発信しています。気になる場合はページ下部から登録してみてください!



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